約 431,417 件
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1250.html
諸君 私は桐乃が好きだ 諸君 私は桐乃と京介が好きだ 諸君 私は桐乃が京介といちゃいちゃしてるのが大好きだ ケンカが好きだ 罵倒が好きだ すれ違いが好きだ 認め合うのが好きだ 抱擁が好きだ デートが好きだ キスが好きだ エッチが好きだ くんかが好きだ リビングで 公園で 学校で 通学路で 秋葉原で 渋谷で 空港で アメリカで お風呂で ベッドで この地上で行われる ありとあらゆる兄妹ラブ行動が大好きだ 指先を揃えた桐乃のビンタが轟音と共に京介を吹き飛ばすのが好きだ 空中高く放り上げられた京介が一睨みでばらばらになった時など心がおどる 桐乃の仕掛けたエロ本のトラップが京介を撃破するのが好きだ 悲鳴を上げて押しかける地味子から逃げ出そうとする京介を エロゲーの追加トラップでなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった 服を濡らした桐乃の要求が京介の自制心を蹂躙するのが好きだ 恐慌状態の京介が既にシャワーを浴びた桐乃を何度も何度も意識している様など感動すら覚える 限界状態の桐乃をアメリカに迎えに行く様などはもうたまらない 堪え泣く桐乃が京介の口走った本音とともに 歓喜の声を上げる兄ラブ心にばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ 哀れな瀬菜ちーが雑多なイベントの報告で健気にも立ち上がってきたのを 京介の夜這い未遂報告が理性ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える ヤンデレのあやせに滅茶苦茶にされるのが好きだ 必死に守るはずだったエロ同人が蹂躙され妹達が詰られ貶されていく様はとてもとても悲しいものだ 黒猫デートの物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ フェイトさんに追いまわされ 金づるの様に作品を奪われるのは屈辱の極みだ 諸君 私は妹婚を 地獄の様な妹婚を望んでいる 諸君 私と共に歩む桐乃スレ戦友諸君 君達は一体 何を望んでいる? 更なる妹婚を望むか? 情け容赦のない エロゲーの様な妹婚を望むか? 兄パンくんかの限りを尽くし三千世界のあやせを殺す 嵐の様な妹婚を望むか? 「 妹婚!! 妹婚!! 妹婚!! 」 よろしい ならば妹婚だ 我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ だがこの暗い闇の底で三年もの間堪え続けてきた我々に ただの妹婚ではもはや足りない!! 妹婚を!! 一心不乱の超妹婚を!! 我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬスレ住人にすぎない だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している ならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人の軍集団となる 我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう 髪の毛をつかんで引きずり降ろし 眼を開けさせ思い出させよう 連中に兄妹イチャらぶちゅっちゅの味を植え付けてやる 連中に桐乃の兄パンくんかの音を思い出させてやる 天と地のはざまには 奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる 一千人の桐乃ファンのSSと絵で 世界を萌やし尽くしてやる 「桐乃スレ 某住人より 全スレ住人へ」 第一次『ちゅっちゅ~事後の間』作戦 監視を開始せよ 征くぞ 諸君 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1150.html
715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/24(土) 18 13 24.70 ID Q+ky/DbV0 [8/8] あやせたんなら桐乃のパンツを守るため自分のパンツを差し出すくらいはする 718 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/24(土) 18 28 35.06 ID asxl3o3n0 [6/10] 715 そのシーンがまったく想像できない。 ・・・わけでもない。 修学旅行にて あやせ「ふ~。いいお湯でした」 あやせ(あ、パンツが落ちてる) くんかくんか あやせ(これは桐乃の! どうしよう・・・このまま桐乃のパンツが放置されてたら、桐乃のパンツが晒し者になっちゃう!) あやせ「・・・・・・仕方がありません。 わたしが犠牲になるしか・・・・・・」 ぬぎぬぎ はきはき あやせ(ごめんなさい、わたしのパンツ・・・・・・ わたしは桐乃のパンツと一緒に生きて行きます) ぽい 部屋にて あやせ(今の桐乃、ノーパンなんですよね・・・・・・) あやせ「・・・・・・ えい♪」 桐乃「きゃ! もう、あやせ何するの!」 あやせ「えへへー。 あれ?桐乃、そのパンツ・・・・・・」 桐乃「たたたたたただのトランクス型のパンツだよ? こっちの方が楽だから! それだけだから!」 ・・・でも、どこかが根本的に間違ってる気がする。 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1516.html
467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/09(月) 15 36 06.41 ID op1iajlI0 「今度はこのティーンズ誌の桐乃ちゃんを男体化してお兄さんと絡ませましょう! ほら、桐乃ちゃんはここのプロフィールにあるように、お兄ちゃん大好きっ娘なんです!」 「むむ、確かに面白そう……」 「それに! 桐乃ちゃんのお兄さんはガチのホモで総受け体質なんです!」 「まじ!? 写真とかない!?」 「ほら、これ!これです! この顔、このオーラ! そしてマスケラの漆黒コスしてるんだから、間違いなく受けのガチホモです!」 「うっひょぉぉおおお! イメージ沸いてきたぁぁぁ!!!」 とかあったんだろうか。 ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/983.html
547 名前:【SS】すべてはパンツが悪い[sage] 投稿日:2011/08/02(火) 22 45 55.86 ID vVafMkOy0 [1/3] なんとなく思いついてしまった私は変態ではない。 ただ、今日がパンツの日であったからだ。それだけだ。 すべては『パンツの日』が悪い!以下からSS↓ 京介・桐乃・赤城兄妹・黒猫 赤城『こ、高坂…お前』 京介『悪いな赤城。このパンツに書いてあるとおり、俺のリヴァイアサンは桐乃専用なのだよ!』 高坂のパンツにはでかでかと桐乃専用の文字が 京介『だから、これをお前にやることはできない』 赤城『そ、そうか…』 くそ、高坂のリヴァイアサンは高坂の妹のものとなったか! 何故、俺は去年に迫らなかったのか…。と後悔の念が押し寄せる。 しかし、なにかまだあるはずだ。この窮地を脱するなにかが! 八ッ!! 赤城『なら、お前のケツは大丈夫か?』 京介『ああ、ケツなら大丈夫だ』 瀬菜「…って、シュチュエーションで攻めと受けが変わるなんてどうですか!!」 京介「いいわけあるかこの変態雌豚!!!そして、なぜ俺のパンツのことを知っている!?」 瀬菜「えっ、ネタのつもりで取り入れてみたんですけど。本当にアレの通りにやっていたんですか?」 京介「『アレ』って?」 瀬菜「五更さんが今日の朝に持ってきた『ベルフェゴールの呪縛 第9章~熾天使の悦楽の日々~』に書いてあったんですけど。本当にやっていたんですね」 京介「あああああああああああああああ!!」 京介「……他にはないよな」 瀬菜「えっと、『一緒に全裸でお風呂入って』とか『お互いのパンツを嗅いでしゃぶってたり』とかですかね」 京介「あああああああああああああああああああ!!」 バンッ!! 桐乃「してない!あたしが京介とそこまでしてない!!ただお風呂はちゃんとビキニにつけて入るし、パンツは嗅いでるだけだもん!!」 京介「げっ!!桐乃!何で来てんの!?そして、何で暴露してんの!?」 ギャアギャアギャアギャア 黒猫「全く、この兄妹は…」 瀬菜「あっ、五更さん」 黒猫「突然来て、騒がしくしてごめんなさい。それと『アレ』を一緒にお願いできるかしら?」 瀬菜「『アレ』ですね。分かりました」 黒猫 瀬菜「「せ~~の」」 黒猫 瀬菜「「7うへぇ!」」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1640.html
59 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/23(水) 08 38 12.66 ID DdaxI5HW0 桐乃「……ふんすふんすっ」 タップタップ あやせ「……桐乃、鼻息荒いけど誰とメールしてるの?」 桐乃「へっ!?……ゲ、ゲームしてるだけ」 ……… 京介「ふひひ~…」 ポチポチ 赤城「高坂、おまえ……気持ち悪い顔して誰とメールしてるんだ?」 京介「ふっ……よくぞ聞いてくれたな赤城。俺がメールしている相手はこの世で最も可愛い生き物だ」 赤城「高坂貴様ッ!なに勝手に瀬菜ちゃんとメールしてるんだよ!?」 京介「ちげーよ馬鹿!!」 ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1806.html
455 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/09(水) 01 06 22.73 ID 2MvOWk8YO 452 桐乃「ねー。きょおすけぇ~wどっちが似合うぅ???ねぇねぇ???www」 京介「るっせ。いいからさっさとこの店出ようぜ。俺がここにいづらいのわかってやってるだろ?」 桐乃「ぷっwなーに?あんた照れてんの?キモッ☆ いいから褒めろっつってんの。アンタの超かわゆいカノジョを」 京介「ケッ!俺からしたらなにもつけてないのが一番だっての」 桐乃「きっ!キモっ!キモキモキモっ!!マジキモい! 妹の裸見たがるとかマジ変態!マジ死んでよね!」 京介「…お前、なんで微妙に嬉しそうだよ?お前といい、あやせといいセクハラされると妙に…あ」 桐乃「アンタ…まさかあやせにもセクハラしてんじゃないでしょーね?」ゴゴゴゴゴ 京介「い、いや!それは昔の話であって…」 他客A「プッwあのバカップルこんなとこで痴話喧嘩してるw」ヒソヒソ 他客B「あれ絶対お互いが初めての彼氏彼女だよw」ヒソヒソ ----
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/148.html
497 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2011/01/08(土) 20 16 30 ID LksUemFy0 ガチャ 桐乃「あ、あにk・・・・・お、おおおぉおぉ、お兄ちゃ、」 京介「んな!? き、桐乃、お前、その格好!?」 黒猫「あ、あなた、何て破廉恥な格好を・・・!」 沙織「・・・実の兄を兄ワイシャツ一枚でお出迎えとは。さすがきりりん氏。さ、さすがにドン引きですわ」 桐乃「!? あ、ああぁあんた達、何でいるのよ!? 今日、来るなんて聞いてないわよ!?」 京介「おま、んな事より何で勝手に人のワイシャツで俺の部屋着てるんだよ!?」 黒猫「先輩、文法がバグってるわよ」 桐乃「・・・・あ、」 「「「?」」」 桐乃「あんたが見てたカリ○アンにこういうのがあったから、お、同じ事してあげようと思ったのよ! それだけ!!」 京介「ブッ!!??」 黒猫「あ、あ貴方、自分が何を言ってるのか分かってるのっ?」 沙織「きりりん氏、落ち着くでござるよ! 一体何が・・・」 ガチャ 麻奈美「きょうちゃん、この前うちに忘れた下着とか持ってきたよ・・・ふえっ!? 桐乃ちゃん!?」 あやせ「・・・おにいさん。ちょっと、お話があるんですけど」 黒猫「・・・・(ああ、なるほど)」 沙織「・・・・(お泊り幼馴染とマイエンジェルの同時召喚でござるな・・・)」 桐乃「・・・・だって、この位しないと、戦力差が埋められる気がしなくて・・・グスッ」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1590.html
【SS】俺と桐乃とコーヒーとおにぎりと 「んん~~! ふう。お、もうこんな時間か」 センター試験も程近くなってきた秋の終わりの夜のこと。 今日も今日とて勉強に明け暮れていた俺である。 夕飯を食べてから一息ついた後、受験生として机へと向かった俺だが、今日は随分集中できたら しい。もうじき日付が変わろうとしている時間になっていた。 「どうりで体が硬いわけだな。背中や首がゴキゴキいいやがるぜ」 ストレッチよろしく首を回したり背筋(せすじ)を伸ばす。 ついでに肩をぐるぐる回したりと一通り体をほぐしたところできゅるると腹が鳴った。 「・・・・・・コーヒーでも飲むか」 腹いっぱいになると眠くなるからと、少し少なめにした夕飯のツケが回ってきちまったようだ。 空きっ腹にコーヒーってのはあんまり良くないんだろうが、夜食なんて気の利いたもんはないしな。 勉強の進み具合は十分だし別に切り上げてもいいんだが、いい感じに集中できたし、誰かさんを 見習ってもうひと頑張りしようかね。 チラリと壁の向こうに視線を向けたその直後、コンコンというノックとほぼ同時にドアが開き、ひょっ こりと顔を覗かせる人物が。 見慣れた茶髪の丸い顔。愛らしい唇に整った顔立ち。深夜ということもあり、ほぼすっぴんだという のにその可愛さは以前保ったまま(むしろ個人的にはこっちのほうが可愛いんじゃないかと思うんだ が)の桐乃である。 「なんだ、起きてたんだ。起きてるなら返事ぐらいしてよ」 俺が起きているとわかると、桐乃はそのまま体を部屋へと滑り込ませそうのたまった。 返事も聞かずにドアを開けたのはお前だろうに。もし俺がマッパだったり、その格好でエロゲとかし たらどうするんだ。やらねえけど。 「んだよ、起きてちゃ悪いのか」 「勉強してたの?」 こっちの言うことは無視かよ。 しかしこんな些細なことに突っこんでも仕方がない。 世の中仕方ないで済ませていいことなんかないとはいえ、諦めが肝心という言葉もある。 桐乃と付き合っていくうえでは、後者が圧倒的に優先されるのである。 「・・・そうだよ。丁度キリがいいからな。ちょっとなんか飲もうと思ったところだ」 「ふ~ん・・・・・・コーヒー、飲む?」 「あん?」 「あ、たしも・・・・・・丁度そんな気分だったしさ。――あんたも飲むならついでにって。洗い物、何度も 出すの面倒でしょ」 まさかのお誘いである。 とはいえ、こちらとしてもそのお誘いはありがたい。 しかし桐乃の淹れたコーヒー、ね・・・。 「んじゃ、お言葉に甘えるか」 「じゃあ早くいこ。あんまりのんびりしてると体が冷えちゃうし。・・・・・・ふぁあ」 桐乃が俺の手を引いて部屋を出ようとしたその時、その口からあくびが漏れる。 よくよく桐乃の顔を見てみれば、目がどことなく眠そうに見えなくもない。 「お前本当は眠いんじゃねえの? コーヒーなんて飲んで眠れなくなってもしらねえぞ」 「そんなのあたしの勝手でしょ」 ふん、と鼻をならせて、そんなの知ったこっちゃないとズンズン階段を下りていく桐乃。 手を引かれてる俺もそれについて行くほかない。 リビングへ行く途中、何度もあくびをかみ殺してたようだが、こいつ本当に大丈夫か? 「じゃあコーヒーよろしく」 「って俺が淹れるのかよ!?」 てっきり桐乃が淹れてくれると思ってた期待を返せ! どれだけ不味かろうと全部飲み干す覚悟をしてたってのに、全部無駄になっちまったじゃねえか! 「なによ?」 「・・・ちょっと待ってろ。すぐ淹れる」 「早くしてよね」 「へいへい」 ソファにすわって太ももに手を挟みもぞもぞしながら桐乃が言う。 あんまり待たすのも悪いな。ちゃっちゃと淹れるか。 キッチンに入ると電源の入ったままのポットを手に取る。 最近は俺がコーヒーを夜に良く飲むのを知っているのか、お袋はコレだけは用意しておいてくれ る。それならついでに夜食も用意してくれりゃいいのに。 なんてことを思ってても始まらないか。桐乃から文句が飛んでくる前に用意しちまわないとな。 コーヒーの粉を探して視線をめぐらすとあるものが目に入った。 これ、もしかして・・・・・・ 「桐乃、コーヒーできた・・・ぞ?」 自分と桐乃、二人分のコーヒーを入れて戻った俺が見たのはソファに横になり、静かに寝息をた てる桐乃の姿だった。 「はぁ、ったく。だからしらねえぞっていったのによ」 どうやら待ちきれずに寝てしまったらしい。 あの数分で眠っちまうとは、一体どれだけ眠いのを我慢してのやら。バカなやつだ。 「・・・こうして寝てれば、素直に可愛いって思えるんだけどな」 普段も憎まれ口さえなければ、と思うがそれが桐乃というのも確かだ。 いきなりしおらしくなられても気味が悪いことこの上ないだろうな。 でも、もう少し素直になってくれてもいいと思うんだよな。 コーヒーを探して見つけた、キッチンに置かれた少し歪な形をしたおにぎり。 それが誰によって作られたかなんて、考えるまでもない。 「そのまま渡してくれりゃ、お礼も言えるってのによ」 お前が寝てたら、言っても聞こえねえじゃねえか。ま、それでも・・・・・・ 「ありがとうな、桐乃」 さらさらとした髪に包まれた頭を撫でる。いくら指を通しても絡まらない髪が手に気持ちいい。 そうしていると、桐乃が寒そうに体をよじらせる。 「っと、このままじゃまずいか。桐乃が風邪引いちまうな。つっても、どうしたもんか・・・」 数瞬考えて、すぐに結論をだす。 「よいせっ、と」 桐乃の背中と膝の裏に手を回して持ち上げた。所謂お姫様抱っこである。 しかしこいつ軽いな。本当にちゃんと食ってんだろうか。モデルってのはこうもみんな軽いものなん だろうか。 桐乃を起こさないように慎重に階段を上る。幸いドアはしっかりと閉まってなかったのか、半開きの ままだったので、それを足で開けることで事なきをえた。 部屋まで運んだ桐乃をベッドに寝かせ、布団をしっかりかぶせてやる。 「おやすみ、桐乃」 最後に頭をもうひと撫でだけして、部屋を後にする。 がんばれ、という声が聞こえた気がしたのは、多分気のせいだろう。 「さて、と」 コーヒーとおにぎりを持って自分の部屋へと戻った俺は、「いただきます」と早速おにぎりにかぶりつく。 「・・・・・・しょっぱい」 どうやら塩の配分を間違えたらしい。妙に塩見の強いおにぎりだったが、それでも腹はしっかり膨 れた。ついでになにやら胸の辺りも一杯だ。やる気も漲ってくる。コレなら大丈夫だろう。 「さて、もうひと頑張りしますかね」 このおにぎりを作ってくれたあいつのためにもな。 おにぎりの乗っていた皿を机の隅に寄せ、コーヒーをお供にして俺は再び参考書へと向かっていった。 翌日、夜食の件に関してお礼を言うと 「あっそ」 と、そっけなく顔を逸らされてしまったが、そのかすかに見える耳が真っ赤に染まっているのを俺は見逃さなかった。 その後、日を追うごとに夜食がだんだん(主に味の面で)グレードアップしてくことになり、俺がその 夜食を楽しみにするようになるのは余談である。 ―おわりー ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/997.html
832 名前:【SS】箸の日[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 11 03 58.46 ID UKzV6V2p0 [2/8] 大介「お前たちに言っておきたいことがある」 京桐「「?」」 大介「今日が箸の日だからと言って ・あ~ん ・箸に感謝して使わず、口移しで食べあう ・お互いの箸を交換 といった行為は認めん」 桐乃「お父さん、あたしたちがそんなことするはずないじゃん」 京介「そうだぞ親父。変な夢でも見てたんじゃないか?」 大介「そうだな。どうやら俺の勘違いだったようだ」ホッ 桐乃「そうそう。蜂蜜の日に蜂蜜を指につけて舐めて貰ったり」 京介「首筋にこぼれた蜂蜜をツゥっと舐め取ったりなんかするはずないだろ?」 大介「・・・・・・」 桐乃「ところでお父さん、今日はお父さんにプレゼントがあるんだ」 大介「俺にプレゼントだと?」ワクワク 桐乃「はい、これ」 大介「これは・・・・・・塗り箸か」 桐乃「うん。ちゃんと名前も書いてあるんだよ」 大介「どれどれ・・・」 大介 質実剛健 大介「これは・・・」 桐乃「お父さんをイメージした文字も書いてもらったんだ」 大介「そうか。桐乃、この箸はずっと大事に使わせてもらうぞ」 佳乃「お父さんったら嬉しそうにしちゃって」 桐乃「はい、お母さんにも」 佳乃 良妻賢母 佳乃「ありがとうね。お母さん、嬉しいわ」 桐乃「ちなみに、これがあたしの」 桐乃 才気煥発 桐乃「文武両道とか才色兼備とか容姿端麗とか頭脳明晰とか華麗奔放とかも考えたんだけどね」 京介「・・・・・・俺にはないのか?」 桐乃「心配しなくたってちゃんと用意してあげたって」 京介「そ、そうか。そりゃ良かった。 ところで、俺の箸にはなんて書いてあるんだ? 全力投球とか難攻不落、聡明剛毅、高潔無比、ってところか」 桐乃「はい、これがあんたの」 京介 妹婚上等 京介「四文字熟語じゃねえ!?」 桐乃「『バカ兄貴』と迷ったんだけど、あんただけ名前じゃないのもかわいそうだから、ちゃんと『京介』にしてあげたよ」 京介「悩むところはそこじゃないだろ!?」 大介「桐乃。妹婚とはなんだ」 桐乃「これでシスコンって読むの。 こいつ救いようのないシスコンだからさ、これしかないって思ったんだよね」 大介「・・・そうか」 桐乃「とにかく、あたしからのプレゼントなんだから、あたしだと思ってちゃんと大事にしなさいよね」 京介「はいはい。ちゃんと一生大事にしてやるよ」 佳乃(箸のプレゼントには『幸せの橋渡し』や『一生食わせてやる』という意味があった気がするけど・・・ まぁ、気のせいよね) 851 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 13 08 05.17 ID UKzV6V2p0 [4/8] 832のおまけ 赤京「「いただきます」」 赤城「ん?高坂、おまえマイ箸なんか使ってるのか」 京介「ああ。桐乃に貰ったやつだ。 『あたしだと思ってちゃんと大事にしてね』って言われたから、 肌身離さず持ってる」 赤城「そ、そうか。 ん?」 京介 妹婚上等 赤城「ぶっ!」 京介「どうした?」 赤城「いや、高坂は遠くに行っちまったんだと思ってな・・・」 -数日後- 赤城「高坂、俺もおまえの妹に習って瀬菜ちゃんに箸を贈ったんだ。 『兄婚最高』って書いてあるやつ」 京介「おまえ、シスコンにもほどがあるだろう」 赤城「おまえら兄妹には負けるぞ。 それで瀬菜ちゃんは初め恥ずかしがってたんだけどよ、俺が 『俺だと思って大事にしてくれ』って言ったらな」 瀬菜「ふひひひひひ!ああ、妄想が先走る! これで『お兄ちゃん×箸置き』でもカップリングできる!」 京介「兄と無機物すらくっつけるのかあの腐女子は!」 赤城「その時ふと気がついたんだが、 高坂は妹だと思ってる箸を食事ごとにぺろぺろしてるんだな」 京介「ぶっ! そ、そんなわけあるか!」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1083.html
283 名前:あやかさんが俺妹最新刊を読んでみた【SS】[sage] 投稿日:2011/09/11(日) 00 43 28.82 ID N9Gu+dlPO [1/10] 私の桐乃がこんなに…じゃなかった、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』も9巻目が出ましたね。 わたしは新垣あやせ…さんのファンなので、今回特に一章が割かれているということで、大変楽しみにしてたんですよ。 ※※以下ネタバレがありますよ※※ まず、楽屋での回し蹴りはあやせさんのちょっとした勘違いでしたが 今回の作品を読むかぎり、お兄さんはぶちのめされて当然だったと思います! さりげなく瀬菜さんの水着写真を盗もうとしたりとか、 まあ「桐乃を除けばたぶん世界最高の美少女」と言ってくれたのは、きっとあやせさんも嬉しいと思ってるに違いませんが それにしてもなんなんですか、お兄さんのシスコンぶりは…… 異性のきょうだいがいる人はみんなあんな風に壊れてしまうんですか?? というか、瀬菜さんが瀬菜さんのお兄さんのほっぺたにキスしたあと お兄さんは明らかに桐乃に同じことしてもらいたい気満々でしたよね この変態!!!! とは言え、あまり声を大にしては言いたくないのですが、 桐乃もその、変な態度の人になりつつあるのかな……と 五更さんの妹さんに向かって「ほおおおおおおおおお!」とか叫ぶ姿とか…… 「やばいやばいやばいやばい!」って、一番やばいのは桐乃自身だよ。 でも変な態度の人にも、上には上がいるようで まさか桐乃を男性化して……お兄さんに……絡ませるとか…… そしてあたし、じゃなくてあやせさんを「あいつか!」とか言い放った赤城瀬菜さん…… 大好きなお兄さんがあやせさんと結婚したいと言ったので嫉妬する気持ちはわからないでもないですが、 いずれじっくりとお話をしなければいけないようですね! しかし、桐乃が男なら、あやせさんも桐乃にあんなことやこんなことをされちゃったりして、 どうしようどうしよう、桐乃だめだってばあ…… さて、賢者タイムに戻ったところで…… 加奈子のお姉さんが漫画家で、マスケラの原作漫画を描いてたとか、 沙織さんのお姉さんと友人だったとかいうのには驚きましたが 一番驚いたのは、既に言及されている方もいらっしゃるようですが 「ランちんが桐乃のモデル仲間として登場」 いやあこれにはびっくりです(ごめんねランちん)。 そうそう、ランちんが桐乃スレの住人さんに言ってましたよ、あんまりネタにして遊ばないでくれって。 なんだかソビエトの指導者マレンコフみたいな扱いだって嘆いてましたよ。 さて、9巻発売早々の今、匿名掲示板ではやれオワコンだのつまらんだの否定的な話も飛びかってますが わたしはそうは思いませんでした。 とてもおもしろかったです。 とりあえず、作品中の行動についてお兄さんをとっちめてから、また読もうと思います。 ではこれにて そうそう、最後に一言だけ 「桐乃はあたしが守ります」 どういう意味か、桐乃スレの方々ならわかりますよね…… SS職人の方々、絵師の方々、そしてスレ住人の皆さん…… あんまりおいたが過ぎてはいけませんよ、えへっ -------------